皆さま、こんにちは。
アイワ接骨師会の永澤と申します。
2019年に入り、早くも2週間が過ぎてしまいました。
皆さまは今年の目標はお決まりですか?
私はまだ決まっていないのでどのような1年にしたいか模索する所から
始めないといけないです(笑)
新しい何かに挑戦したり足を踏み入れてみたりしたいなあと思っているので
今年は趣味を増やしていきたいなあと感じています!
仕事を一生懸命に行うのも良いことですが、やはりプライベートも大切なので
自分が楽しいと思える事を増やしたいなあと思います。
もはやこれが目標になっていますね(笑)
達成できるように頑張ります!
さて、今回はレセプトの【転帰】についてお話させて頂きます。
実際にレセプトを作成する中で
「この転帰の付け方は合っているのかなあ?」
と、定義があやふやでなんとなくつけている方はいるのではないでしょうか?
そんな疑問点を今回は解決できればと思います!
ほとんどの方は知っているかもしれませんが、転帰には4種類あります。
・治癒
・中止
・転医
・継続
上記の4つになりますが、それぞれの転帰にはしっかりと意味があり
状況に応じて使い分けます。
ではそれぞれにどのような意味があるのか、解説していきます!
【治癒】
治癒とは、次回の施術は行わなくても良いと判断し症状が消失した時につけます。
もし来院時に症状が消失していれば、その前の施術日が治癒日となります。
【転医】
転医は、柔道整復の施術範囲内の負傷で施術者の指導のもとで転院を勧めた際や
施術していた部位を別の医療機関で治療を行う事になった場合に使用します。
【中止】
中止は、複数の使用パターンがあります。
- 症状は回復してないものの患者様の都合により施術することが不可能になり
やむを得ない理由で施術を行えなくなってしまった場合。
《やむを得ない理由とは・・・?》
・引っ越しで院まで通えなくなってしまった
・入院で暫くの間通えなくなってしまった
・患者様がお亡くなりになられてしまった
などがあげられます!
- 柔整で施術を行っていたが、鍼灸やマッサージ施術に移行した場合。
中止はあくまでも、施術者の判断で決められるものではありません!
【継続】
継続は、次月も施術が必要だと判断した場合に使用します。
では、上記の定義を踏まえて過去に会員様から頂いたお問い合わせを
Q&A形式でご紹介します!
Q、患者様が入院をしてしまい、院に通えないので転帰を【中止】にしました。
その患者様が退院されて来院したのですがこの場合は新規扱いでも大丈夫ですか?
A、前回通われていた時と全く同じ負傷でしたら新規ではなく継続にしてください!
その際には、摘要欄に必ず「前回【中止】にしたが〇月〇日に来院し継続とする。」
と、分かるように記載して下さい!
Q、骨折の疑いがあった患者様で病院に行ってもらったが骨折ではなかった。
その後施術は行っていないのですが、この際の転帰はどうすれば良いですか?
A、最終的に骨折ではないとの事なので今回の場合は【中止】となります。
転帰の付け方ひとつで保険者返戻対象に繋がる可能性も考えられます。
一枚でも返戻を無くせるよう、一つ一つのチェックを心掛けましょう!