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注意:本コラムでは「整骨院」と「接骨院」の言葉を使用していますが、これらは同じ意味を持つ言葉として扱われます。どちらの言葉も同じ施術や治療を指すものとしてご理解ください。
また、情報については一部変更されている場合もありますので、必ず該当する関係各所にご確認ください。
柔道整復師と理学療法士の違いはご存知でしょうか?
この記事では、仕事内容や国家試験などについて解説します。
是非、参考にしてください。
柔道整復師と理学療法士の違いを解説
【仕事内容】柔道整復師と理学療法士の職務の違い
柔道整復師は、主に急性のケガに対する施術を行ないますが、理学療法士は病気やケガで低下した機能の回復リハビリテーションが業務内容です。
柔道整復師の仕事内容詳細
柔道整復師は、骨折や脱臼、打撲、捻挫といった主に外傷性のケガの回復を支える専門家です。柔道において傷ついた身体を治すための「活法」すなわち整復の考え方に基づいて施術を行ないます。
ヒアリングと患部のチェックを行ない、固定や手技、温冷などの物理療法や運動療法を用いて、自然治癒力を高めて回復をサポートします。
理学療法士の仕事内容詳細
理学療法士は患者様の状態を見極め、身体機能や基本動作などを評価します。その後、運動療法や物理療法を用いて医師の指示を仰ぎながら治療を行います。
柔道整復師と理学療法士に向いている人の特徴
柔道整復師と理学療法士に向いている人の特徴は責任感がある人、患者様に寄り添ったコミュニケーションを取れる人、向上心があり常に学び続ける人です。
柔道整復師と理学療法士になるための条件
柔道整復師と理学療法士になるには、それぞれ国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を受ける必要があります。
柔道整復師の国家試験の難易度
柔道整復師の国家試験の合格率はかつて80%を超えていましたが、近年は60%程度で低下しており、試験の難易度は質・量ともに難化傾向にあるとされています。
理学療法士の国家試験の難易度
理学療法士の国家試験の合格率は平均して80%程度と比較的高い水準で推移しています。