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2024/04/25

アスレティックトレーナーになるには資格が必要?仕事の魅力とやりがいを探る

注意:本コラムでは「整骨院」と「接骨院」の言葉を使用していますが、これらは同じ意味を持つ言葉として扱われます。どちらの言葉も同じ施術や治療を指すものとしてご理解ください。

注意:情報については一部変更されている場合もありますので、必ず該当する関係各所にご確認ください。

アスレティックトレーナーの役割や資格取得に関する情報を探している方々に向けて、この記事ではアスレティックトレーナーに必要な資格や仕事の魅力について詳しく掘り下げていきます。

是非、参考にしてください。

 

アスレティックトレーナーの役割は?重要性も紹介

 

アスレティックトレーナーの役割とは?

アスレティックトレーナーは、スポーツ選手やアスリートのケガの予防、治療、リハビリテーション、そしてトレーニングプログラムの設計など、幅広い役割を担います。彼らはスポーツ現場で欠かせない存在であり、その専門知識とスキルを駆使してアスリートのパフォーマンス向上と健康管理に貢献します。

アスレティックトレーナーの必要性

アスレティックトレーナーは、スポーツ現場でのケガや障害の予防と治療において不可欠です。彼らの存在は、アスリートの健康状態やパフォーマンスに直接影響を与えます。また、適切な処置やリハビリテーションを行うことで、アスリートの復帰を支援し、スポーツキャリアの延長やパフォーマンス向上にも繋がります。

 

アスレティックトレーナーになるために必要な資格と一緒にとるといいおすすめな資格

 

アスレティックトレーナーになるためのステップ

アスレティックトレーナーになるためには、適切なステップを踏む必要があります。アスレティックトレーナーの道は決して簡単ではありませんが、情熱と努力を持って取り組むことで実現可能です。まずは、自身の目標を明確にし、必要なスキルや知識を習得するための学びの場を見つけましょう。

アスレティックトレーナーに必要な資格は?必須資格の有無について解説

アスレティックトレーナーに必須の資格はありません。しかし、業務で携わる上でおすすめな資格を紹介します。資格取得にはそれぞれの道筋や準備が必要ですが、目指すべき資格やその取得方法を理解しておくことは重要です。ここでは、アスレティックトレーナーになるためにとっておいた方がいい資格について詳しく見ていきましょう。

JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)

JSPO-ATは、日本スポーツ協会が認定するアスレティックトレーナーの資格です。この資格を取得することで、スポーツ医学や応急処置などの基礎知識を習得し、アスレティックトレーナーとしてのスキルを高めることができます。また、この資格を持つことで、スポーツ界での信頼性や競争力を高めることができます。

受験資格:日本スポーツ協会が開催する養成講習会を受講する必要があります。
しかし、この養成講習会を受講するには満20歳以上かつ関連団体の推薦と日本スポーツ協会の認可が必要です。
関連団体でATとしての実績がない場合は推薦が得られません。また、養成講習会にも参加人数に制限があるため実績がない場合は承認校への進学が一般的です。
日本スポーツ協会の承認校へ進学・卒業という形で受験資格を得る方法もあります。承認校を卒業すれば完全に資格が取得できるわけではありませんが、試験の一部が免除されるなどの特典があります。

合格率:正式な合格率は発表されていませんが、簡単に取得できる資格ではないことは確かです。
養成講習会のカリキュラムを終えた人で合格率は3~4割程度、コース承認校に進学した場合はさらに低く、1割程度とされています。

 

JATAC-ATC(NPO法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会認定アスレチック・トレーナー)

JATAC-ATCは、日本アスレチックトレーニング協会が認定するアスレチック・トレーナーの資格です。この資格は、スポーツトレーニングやリハビリテーションに関する高度な知識を身につけることができます。また、国内外での活動において、国際的なスタンダードに沿ったトレーニングやサポートを提供することができます。

受験資格:JATAC-ATCの受験資格のハードルは高く、指定された国家資格のいずれかを所持していることが必須です。
・柔道整復師
・鍼灸師
・あん摩マッサージ指圧師
・理学療法士
・作業療法士
これらの資格のいずれかを取得している上でJATAC認定の講習を受講して、さらに通信教育講座のスポーツ科学分野で所定の単位を取得します。
ただし、2年制以上の専門学校か大学、大学院でスポーツ科学系のカリキュラムを修了した卒業生は国家資格がなくとも講習を受ければJATAC-ATCの取得が可能です。

合格率:JATAC-ATCは指定の講習を受ければ取得できるので、合格率というものはありません。しかし、前提として指定された国家資格を取得しなくてはいけないため、ほかの資格よりも難易度が格段と上がるでしょう。

 

NSCA-CSCS

NSCA-CSCSは、全米スポーツ医学会が認定するスポーツトレーナーの資格です。この資格は、スポーツパフォーマンス向上に特化したトレーニングやコンディショニングの知識を提供します。また、国際的な認知度や信頼性が高く、競争力のあるスキルを身につけることができます。

 

アスレティックトレーナーが活躍できる職場

アスレティックトレーナーの勤務先として一般的なのはアスリートとの専属契約やプロのスポーツチームです。
トップクラスの選手たちと専属契約を交わしたり、スポーツチームに所属しフルタイムで勤務しているトレーナーは非常に少ないです。
そのため、通常は複数のチームをかけもちするアスレティックトレーナーが多いと言われています。

まとめ

アスレティックトレーナーになるためには適切な資格取得が必要です。日本ではJSPO-ATやJATAC-ATCなどの資格が求められます。これらの資格を取得することで、アスレティックトレーナーとしてのキャリアを築くことができます。また、各資格にはそれぞれ異なる特性や取得条件があるため、自身の目標やキャリアパスに合わせて適切な資格を選択することが重要です。