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2018/10/30

医療側ガイドラインQ&A

皆様こんにちは。

 

アイワ接骨師会の井野でございます。

 

今年、医療側の広告規制に大きな変化があったのを皆様御存知でしょうか?

医療側で美容に関する相談件数が増えていたため2018年6月1日に医療法が改正され新しいガイドラインが制定されました。

今回の改正で今まで規制対象になかったホームページが医療側では規制の対象となりました。

広告規制に関しては9月18日のブログ「広告規制②」で書かせていただいておりますのでそちらを御覧ください。

広告規制②

 

2018年10月24日に医療側のガイドラインのQ&Aが厚生労働省のホームページにアップされました。

今回は一部抜粋しご紹介させていただきます。

以下に該当ページのURLを載せておりますのでご確認をお願い致します。

 

“医療広告ガイドラインに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000205166_00004.html

医療広告ガイドライン第2部関係(広告の対象範囲)】

1-1 医療機関の広告をする際に、新聞や雑誌の記事を引用することは、可能でしょう か。

1-1 当該記事等の引用部分に記載された内容が、医療法及び医療広告ガイドラインを 遵守した内容であれば、医療機関の広告に新聞や雑誌の記事等を引用又は掲載する ことは可能です。

 

1-2 医療機関の広告をする際に、新聞や雑誌の記事の引用として、例えば、雑誌に掲 載されていた「日本が誇る50病院の一覧」を、そのまま他の医療機関名も含めて 掲載することは可能でしょうか。

1-2 医療機関の広告に新聞や雑誌の記事等を引用又は掲載した場合、当該記事等の引 用部分の記述は、医療法及び医療広告ガイドラインの適用を受けます。 なお、例示の雑誌に掲載されていた「日本が誇る50病院の一覧」等については、 他の医療機関名も含めてそのまま掲載したとしても、雑誌社等が評価した結果は、掲 載されていない医療機関よりも優れた旨を示す比較優良広告になることから、原則、 広告できません。

 

1-3 「最新がん〇〇療法」、「〇〇治療最前線」といった書籍や冊子等は、広告規制の 対象でしょうか。

1-3 治療法等を紹介する書籍や冊子等の形態をとっていても、書籍等の内容が、特定の 医療機関への誘引性が認められる場合(特定の医療機関のみ可能な治療法や、治療法 を行う一部の医療機関のみが紹介されている場合等)には、広告に該当するため、医 療法及び医療広告ガイドラインを遵守する必要があります。

1-4 新聞や雑誌の「記事」は、通常は、患者の受診等を誘引する意図(誘引性)がな いため、広告に該当しないとされていますが、広告に該当する「記事風広告」とは どのようなものでしょうか。

1-4 新聞や雑誌等に掲載された治療方法等に関する記事であっても、医療機関が広告 料等の費用を負担する等の便宜を図って記事の掲載を依頼し、患者等を誘引するよ うな場合は、誘引性が認められ、いわゆる「記事風広告」として広告に該当します。“

 

この他にも多くのQ&Aがありますのでご確認ください。

 

現在、柔整あはき側はホームページの規制対象になっていません。

関係ないと思いがちですが柔整あはき側のガイドラインは医療側のガイドラインを元に作られるかもしれません。

医療側でホームページが広告規制の対象になったということは今後柔整側でもホームページが規制対象になることは考えられます。

自分たちには関係ないと思わず今後の広告規制の動向を確認していただければと思います。

竹下沙奈 / アイワ接骨師会

接骨師会で約5年間にわたり、接骨院開業したい先生方の開業支援、開業後の保険請求をサポートをしております。
数年にわたる業界でのキャリアを通じて、幅広い知識と実績を積み重ねてきました。

私の信頼性は、お客様の声から個別のニーズに合わせた最適なアプローチを提供し常にサービス改善を心がけております。
信頼性と専門知識を重視する私は、接骨師会での仕事を通じて先生方の生活の質を向上させるために努力し続けています。皆様の健康と幸福をサポートできることを光栄に思っております。