皆さま、こんにちは。
アイワ接骨師会の永澤でございます。
昨日、北海道で震度6強の地震があり様々な被害を受けている方がいると
報道で伺っております。
余震が続くと思いますので、皆さま気を付けてお過ごしいただければと思います。
自然災害は突然起こるので、これを機に対策をしてみてはいかがでしょうか?
さて、今回は先生方からお問い合わせの多い保険者返戻についてお伝えいたします。
本来保険者から療養費が入金されるサイクルは3~6ヶ月程と言われていますが、
保険者から返戻があった時点で、保険者から入金されるはずの療養費が1ヶ月以上遅れてしまうため院の売上に影響します。
保険者返戻理由の大体が保険証の情報に関する事が多いと見受けられます。
先生方が日々の業務内で保険証の確認をするという事も大切ですが、
患者様側にも保険証が変わったら連絡をして頂くのも返戻を減らす対策
になると思いますので、保険者返戻にはならないよう細心の注意をはらって
頂きたいと思います。
【過去にお問い合せのあった事例】
例1)Q、保険者から返戻が来たのですが、どのように訂正すればいいのでしょうか?
A、例えば、保険証情報に関わる返戻の場合返戻付箋に記載されている該当箇所に
二重線を引き訂正印を押印の上、正しい情報を御記載ください。
再提出する際は添付されていた返戻付箋を必ず付けて再度ご提出ください。
例2)Q、「資格喪失の為」という理由で返戻が来ましたがこの場合は
どうすれば良いですか?
A、月中で保険者が切り替わっている場合は、以前の保険者と新しく切り替わった
保険者分でレセプトを2枚に分けて作成してください。
月初めなら、保険者名・保険者番号・記号番号など保険証情報を確認し
返ってきたレセプトを訂正してください。
例3)Q、受診照会で返戻になったが、患者様に確認を取ったところ内容に
相違がありませんでした。この場合はどうしたら良いですか?
A、摘要欄に「患者様に確認を取ったところ相違がありませんでした。」
と記載して下さい。
一部ではありますが、このようなお問い合せを多数いただいております。
例1)や例2)のように保険証の確認は必須ですが、保険者返戻が来た時点で
保険証のどの部分を確認するかが重要になります。
保険者自体は切り替わっていなくても、記号番号だけが切り替わっていたというケース
もありますので月初めの保険証確認の際には細部まで確認して頂きたいと思います。
レセプトの請求期限は、2年間と定められております。
返戻されたレセプトに関してもこのルールが適用されていますので、再提出はお早めに
御対応して頂ければと思います!
今回ご紹介した保険者返戻関連のお問い合わせ事例をご参考にして頂ければ幸いです。
返戻処理方法・返戻理由内容、その他不明点・疑問点がありましたら
是非、アイワ接骨師会までお問い合わせ下さい!