皆様こんにちは。
アイワ接骨師会の赤堀です。
本日は、平成31年1月1日より施行される鍼灸マッサージ受領委任制度について共有させていただきます。
受領委任制度とは...
患者様が施術を受けた際、本来であれば施術にかかった料金を患者様が支払い、その後保険者に療養費を申請しなくてはなりません。しかし、全額を払うとなると、患者様への負担が大きくなってしまいます。そこで、患者様の経済的負担を軽減するために受領委任制度が設けられました。本来、患者様が受領する療養費を管理柔整師の先生に委任することで、患者様は一部負担金を払うだけで施術を受けることができ、残りの療養費を委任された管理柔整師が保険者に申請し療養費を受け取るという仕組みです。
以前より、鍼灸・あん摩マッサージの受領委任制度に向けた準備がされていましたが、平成30年6月12日付で厚生労働省より、詳しい取り扱い規定が出され本格的に施行することになりました。
(https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/dl/180612-01.pdf)
これにより柔道整復と同様、鍼灸・あん摩マッサージも受領委任制度が適用されることになりました。取り扱い希望者は、平成30年7月2日(月)から平成30年10月31日(水)の期間に必要書類一式を提出することで、平成31年1月1日より受領委任を取り扱うことができます。
アイワインタビュー
今回、鍼灸・あん摩マッサージの受領委任制度にあたって、メリットとデメリットをアイワ接骨師会審査部長にインタビューさせていただきました。
デメリット
受領委任制度を行うにあたって保険者や地方厚生局と契約を結ばなくてはなりません。その際、個別指導や個別面談が行われる可能性があり、施術録をあいまいに出来なくなりました。なので、施術録をしっかり書いておくことをお勧めいたします。
メリット
鍼灸・あん摩マッサージともに施術料金の単価が上がったことです。はり・きゅうの1術で1300円→1540円,あん摩マッサージで285円→340円と上がっております。なので、会としては受領委任することを、お勧め致します。
最後にはなりますが、受領委任をする際に不安なこと、疑問に思っていることが皆様あると思います。その不安を8月19日に行われるアイワセミナーでぜひ解消してください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
申し込みフォーム
https://bit.ly/2NL9vBq
アイワ接骨師会 赤堀